Part 5 : 関連・個人アーチスト    

< Jon Lord > じょん・ろおど  **脱退してもジョンはパープルだぁ!!**
THE ARTWOODS LIVE !
パープル結成前に参加していたアート・ウッド(ロン・ウッドのお兄さん)のバンドの1967年デンマークでのライブのアナログLP。正規ものと思って購入したらブートだった。キーボードがかなり前面に出ており、飛び出すフレーズにも後のディープ・パープルに通じるものがある。音自体はオーディエンス録音で、時代を考えればまあまあいい方ではないかと思うのだが(音が割れてる個所は結構あるけど)、盤質のせいか針飛びしまくるので残念ながら1度もまともに通して聴けたことがない。
100 OXFORD STREET / THE ARTWOODS
1983年発売の THE ARTWOODS のUK盤アナログLP。実際に活動していた1964年から1967年までに発表したシングル、アルバムの曲を1枚のアルバムに集約したものである。ジョンのプレイはジョンらしさは出ているものの、結構控えめであまり目立たない。
Gemini Suite
邦題「ジェミニ組曲/ジョン・ロード&スーパー・フレンズ」。1971年のソロ・アルバムでパープル・レコードの記念すべき第一弾作品でもある。もともとはBBCからの依頼により作った曲で、オーケストラの中に電子楽器が入り込んだという感じ。今もこの曲はディープ・パープルのバージョンで聴くことができるが、こちらでの参加者はギターがAlbert Lee、ボーカルはTony AshtonとYvonne Ellimanである。(他はロジャー&ペイシーのパープル・コンビ) 写真はUK盤のアナログLP。
Windows
邦題「バッハ未完成フーガ」。1974年のソロ・アルバムで前作同様オーケストラを従えての作品である。参加メンバーはTony Ashton、Pete York、Ray FenwickとパープルからDavid Coverdale、Glenn Hughes。しかし完全にクラシック作品として捉えたほうがよい。写真は1999年再発のUK盤CDで、25周年記念ということでリマスターされている。
SARABANDE
邦題「スペインの哀愁」。1976年のソロ・アルバムでJ・S・バッハの音楽形式の1つである「バロック舞踊組曲」形式で作曲されている。今の時代なら「こーゆーのもアリかな?」で済むんだろうけど、やはりここで聴かれるのは「ロックとクラシックの融合」という言葉が一番合うと思う。写真はアナログLP。
BEFORE I FORGET
邦題「時の過ぎ行くままに」。1982年のソロ・アルバムで、イアンペイス、ニール・マレイ、バーニー・マースデン等、主にホワイトスネイクのメンバーが参加、加えてバッド・カンパニー組やコージー・パウエル(ホワイトスネイク加入前)も参加している。それまでのソロ・アルバムがクラシカルなものだったのに対しロック要素が非常に強い音になっている。
写真左は発売当時のアナログLPだが、右上のように多少ジャケット・デザインの違う輸入盤CDも一時期出ていた。現在は右下のとおりオリジナル・デザインのCD(パープル・レコード:UK盤)で出ており、ボーナス・トラック3曲とインタビュー1本が追加収録されている。
Castle Masters Collection
ジョンのソロ・アルバム「Windows」「Gemini Suite」「Sarabande」から計6曲をセレクトしたアルバム。ジョンがソロでどんなことをしてきたか、この1枚でだいたいのことは知ることができるので入門編としてはいいかもしれない。輸入盤CD。
pictured within
1998年発売のソロ・アルバム。オーケストラ&ピアノを中心とし、そこに歌を挿入したクラシックのようなニュー・エイジのような感じのかなりゆったりした曲で構成されている。これまでこのようなアルバムを作る時は「ロックとクラシックの融合」という感じだったが、このアルバムではロック色は全く無いので Deep Purple のジョンを期待している人には不向き。ヨーロッパ盤CD。
< Ian Paice > いあん・ぺいす
ARRESTED
ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラとロック・ミュージシャンによるアルバムで、ポリスをやっている。ペイスは3曲に参加しているが、他にもG・ムーア、D・エイリーが参加しているので、ゲイリー・ムーア・バンドがそのまま参加したような感じである。写真は日本盤アナログLP。
 
GREAT ROCK HOUSE VOL.4
 (HOST:Rick Wakeman, Tony Ashton)
   ゲスト:Suzi Quatro, Ian Paice, Alvin Lee

1980年代前半、リック・ウエイクマンと故トニー・アシュトンがホストを務めるという奇妙な音楽番組があった。その模様は日本でもビデオで発売され、これはそのシリーズの1つなのだが、ゲストにイアン・ペイスが出演、Resurrection Shuffle という曲と、ウエイクマン/ペイスによるPossibly という2曲を演奏。インタビューも収録している。おもしろいのはウエイクマンにパープル再結成の可能性を聞かれたときの答で、「再結成? そんなもの金のためだけじゃないか? ありえないよ!」と断言しているが、この映像が収録されたのが1983年、パープルの再結成は1984年である。写真はレーザー・ディスク。
< Jon Lord & Ian Paice> じょん・ろーど と いあん・ぺいす
MALICE IN WONDERLAND / PAL
ペイス・アシュットン・ロードの1st アルバム。邦題「不思議な国のマリス」というメルヘン調タイトルにしてはジャケットが怖い。ロード、ペイスがホワイトスネイク参加前にトニー・アシュトンと共に結成したグループ。パープル・メンバーのアルバムだからといってハード・ロックを期待する人には不向き。プログレなのかロックなのか、ブリティッシュなのか何なのか微妙な感じ。70年代映画のサントラ風という印象もする。写真は日本盤アナログLP。未所有だが現在ボーナス・トラックを収録した輸入盤CDが出ている。
AND ABOUT TIME TOO / BERNIE MARSDEN
バーニー・マースデンのソロ・アルバムで、ジョン・ロード、イアン・ペイスが参加。ハード・ロックというよりは普通のロック・アルバムだが、バーニーは歌も上手いので結構楽しめるアルバム。他の参加メンバーはニール・マレイ、コージー・パウエル、ドン・エイリー、ジャック・ブルース、サイモン・フィリップスで、それぞれ主役のいないホワイトスネイクとレインボーが合体してコージーのアルバムを作っているのかバーニーのアルバムを作っているのか、メンバーだけでは判断のつかないグチャグチャな状態である。写真は日本盤アナログLP。
<Ian Gillan> いあん・ぎらん


JESUS CHRIST SUPERSTAR
    
A ROCK OPERA by ANDREW LLOYD WEBBER
        and TIM RICE (October 1970)

ギランが参加したロック・オペラの音源で、左上がオリジナルのUK盤のアナログ・レコード。紙BOXにブックレット(?)、イラスト・シートとレコード2枚が入っている。

・・・と、ここまでUPした後に結局日本盤とUS盤を入手してしまったので追加記載。

右上が日本盤、左下がUS盤。UK盤と日本盤&US盤はジャケット・デザインが違う。おそらく時代的に日本盤はUS盤を基準としていたのでこの2つは同デザインだと思うのだが何故か色が違う。さらに分からないのはUS盤は普通の2枚組見開きジャケットなのに日本盤はUK盤同様のBOX仕様で、封入ブックレットもUK盤のものを基に訳している。US盤には大きさ、レイアウトの違う独自のブックレット封入。
ちなみに右下は映画バージョンのサントラ盤。(日本盤) こちらにはイアン・ギランは参加していないので、購入を考えている人は注意してください。
THE JAPANESE ALBUM
かつて来日記念盤として日本のみで発売された「GILLAN」というアナログ盤のアルバムに「Mr.Universe」からの曲をプラスした輸入盤CD。ギランの他のアルバムと比べても結構ハードでカッコイイ曲が多いと思うのだが、なぜ当時日本のみの発売だったのか不思議だった。それにしてもジャケット・デザインは何とかならんかったのかと…。
ROCK PROFILE
イアン・ギランの軌跡をまとめた(?)輸入盤CD。JAVELINS, EPISODE SIX, Deep Purple, GILLAN, ソロ等からの音源を収録している。
GILLAN AT THE BBC
1989年〜1990年にGILLANがBBCに残したライブ音源のの日本盤CD。インタビューも収録している。
ちなみに写真が横向いてるように思えるかもしれないが、この向きから左に開くようになっているので間違っているのではない。(と思う…)
Gillan's Inn
2006.04.14、US発売。日本発売未定、US版で購入。
ソロ・アルバムで基本的にはセルフ・カバー、昔の曲をいろんな人とセッションしているものを納めたアルバムです。参加しているのはパープル・メンバーやウリ・ロートなど。
ブラック・サバスの Trushed はギラン-アイオミ-ロジャー-ペイスという面白いラインナップでの演奏です。

デュアル・ディスクで片面がCD,片面がDVDになっているので取り扱いには注意が必要となります。(実際には規格外CDになるので一部のCDプレーヤーではディスク固定部の構造によってDVD面に傷がつく恐れがあります)

DVDにはセッション風景、インタビュー、サトリアーニ時代のパープル(ブート起し)が収録されています。
<Roger Grover> ろじゃあ・ぐろおばあ
THE BUTTERFLY BALL
    and WIZARD'S CONVENTION
ロジャー名義の「THE BUTTERFLY BALL」とパープル・ファミリー参加作品「WIZARD'S CONVENTION」(の一部)をカップリングした輸入盤CD。参加しているパープル経験者は前者はロジャー、G・ヒューズ、D・カバーディル(他の参加者はR・J・ディオ、M・L・ソウル、T・アシュトン等)、後者はさらにJ・ロードが参加している。みんな仲良しなのである。右の写真のペーパー・スリーヴに入ったロジャーのインタビューCD(8cm)がついている。(ひょっとしたら初回プレスだけかもしれないが詳細不明)
THE BUTTERFLY BALL
    25th Anniversary Collectors Edition
あらま、これもですか?、という感じだが、バタフライ・ボールの25周年記念盤(輸入盤)CDである。が、単にりマスターしただけでなくパソコンでの再生を前提に考えているようで、通常のCDプレーヤーでもOKだがパソコンにセットするとメニュー画面から登場キャラクター毎に曲がセレクトできる。また、アニメーションによる「Love is All」のビデオも収録、さらに2種類だがPC上でジグソー・パズルができるという、凝った仕様になっている。


ELEMENTS / THE MASK
ロジャーのソロ「エレメンツ」と「マスク」を1枚のCDに収めたお得盤。(輸入盤) アナログ時代のもともとのジャケットは下の2枚の写真のとおり。(左:エレメンツ、右:マスク)
HR/HMバンドのプロデュース、Deep Purple のメンバーという先入観で聴くとちょっと違うので、それを期待する人にはあまりお勧めしない。個人的には「エレメンツ」はプログレっぽくて大好きである。
WIZARD'S CONVENTION  2CD Special Edition
ロジャーのソロではなくパープル・ファミリーによるものなのでここに入れるのはどうしようかと思ったが、先にカップリングのこれを入れたので、まぁついでに…。
R・グローバー、J・ロード、G・ヒューズ、D・カバーディル、R・J・ディオ、T・アシュトン他多数が参加している輸入盤CD。
<Gillan-Grover> ぎらん・ぐろおばあ
PCファイル
画像なし
Episode Six : 曲名不詳(白黒映像)
収録年不明。
イアン・ギランとロジャー・グローバーがパープル参加前に在籍していたバンドの映像で、パソコン用 Real ファイルで所有。
2曲演奏していますが、エピソード・シックスのアルバムを持っていないので曲名はわかりません。TV出演時のもののようで、画質も鮮明です。「パパーパー♪」とギランとメンバーがコーラスをとっていて、ギランもロジャーものちに Deep Purple でハード・ロックをやるような雰囲気ではなく、ギャップが大きいです。
Gillan-Grover :accidentally ON PURPOSE
エピソード・シックス時代から活動をともにしてきた2人によるアルバム。この2人がやっているからと言って別にハード・ロックしてはいないので、そちらを期待する人には不向きだが、彼等のルーツや好きなものを知る意味ではいいと思う。1988年発表で、その当時の音で作られている。所有しているのはCDで13曲入りだが、アナログ盤LPは10曲入りらしい。どの曲が削られたのかは不明。
<Don Airey & Steave Morse> モーズとエイリー
LIVING LOUD :LOUD AND LIVE
2004年発売、ライブ DVD+スタジオ・アルバムCDの2枚組。ドン・エイリー、スティーブ・モーズにボブ・ディズリー、リー・カースレイクの初代オズボーン・メンバー、ジミー・バーンズから成るユニット。オジーの 1st, 2nd のベース、ドラム・パートの音源を差し替えられた腹いせなのか(?)、初期オジーの曲もプレイしています。ボーカルとギター以外はオジ−の 1st, 2nd に参加しているメンバーなので演奏はそんなに違和感はありません(ボーカルはジミーなのでまったく違うが・・・)。女性コーラスを3人加えています。ディズリーとカースレイクの太り方が凄まじく、「おぢさんたちは頑張っているぞ!」みたいな雰囲気でハデなパフォーマンスもありませんが、全員楽しんでいるのがよくわかります。オリジナル曲も大人のロックという感じでなかなか面白いです。
DVD ボーナスとしてドキュメンタリー(ボブ・ディズリーのインタビューやリハーサル風景、他日のライブ風景)、プロモーション・クリップ、TVコマーシャル映像、フォト・ギャラリー等が収録されています。
<David Coverdale> デビッド・カバーデル
Live in the Still of the Night
2006年2月US発売、CD/DVDセットのデジパック仕様リージョン1のものを購入。(対応プレーヤーが必要です)

一度2005年08月に日本でも発売が決まっていましたが急に発売中止となり、2006年US発売と同時に購入しましたが、その後日本でも2006.04.26に発売となりました。

Whitesnake 2004年10月のツアーのライブ映像で、オープニングはBURN、途中にStormbringerを挿入しています。BURNはかつてのパープル時代の歌い方とは少し違ってアメリカのボーカリストが歌うような感じで歌っています。全体的なカメラワークもよく、結構楽しめました。

日本版のCD+DVDのセットは初回限定、通常版はDVDのみのようです。(日本版は未所有)

 紫黒資料館トップへ       pinkmore.net トップへ